<「桜渓」(Oh Kei)2022年3月販売開始>
井原 Terroir がついに実現 〜219年の夢〜
経緯
  1. 全て井原産の材料で酒を造りたい(長年の夢)。―井原市で雄町米農家が不在―
  2. 2021年、米農家、熊原康治様(井原市芳井町)が雄町米栽培(酒米)を決意。
  3. 米、水(小田川伏流水)、空気(雑菌の少ない澄んだ空気)、井原の恵みによる酒造りが可能となった。
  4. 2022年3月 井原テロワール(IBARA Terroir)の酒(純米吟醸酒)を販売開始予定。
  5. ↓稲刈りの様子が放送されました。
    http://dbcvod2.cloudapp.net/home/VidDetail?owner=user&id=10001118&channelname=ICV
地域からの支援
  1. 『風を編む会』(芳井町まちづくり協議会の構成団体。事務局は芳井町生涯学習センター。)では新酒誕生に向けて、井原 Terroir にふさわしい『ブランド名』のアイデア出しに協力。
  2. 2021年11月、ブランド名『桜渓』(おうけい)が決定
    1851年、漢学者、阪谷朗廬(さかたにろうろ)が伯父の山成大年、山成直蔵の支援で酒蔵近くの桜谷(さくらだに)に設立した私塾「桜渓塾」(おうけいじゅく)。水戸の弘道館、萩の明倫館と並び称され、久坂玄 瑞等、多くの志士達が訪問し、桜渓塾からは多くの人材が輩出された。
    阪谷朗廬は後に徳川慶喜の部下として井原に来た渋沢栄一と交流を深める。そして朗廬の四男、芳郎は栄一 の次女、琴子と結婚することとなる。朗廬死去後、朗廬の功績を称え、桜渓塾に建立された石碑において渋 沢栄一は朗廬への想いを揮毫している。
    『近代日本の国づくりに人生を賭した先人達の息吹が感じる桜渓塾。時代は流れ、そのふもとで、米作り農家と酒造り蔵人が新たな酒造りにチャレンジしている。
    眼下で繰り広げる米作り、酒造りの様子を静かに見守る桜渓塾に想いを馳せ、新酒の名称を 桜渓 と命名しました。』
揮毫:山成酒造蔵人、柚木林草